フランスの市役所を表敬訪問

 ホテル近くを散策しましたが、パリ郊外の治安の良い街で、至る処に花が植えられ、気持ちの良い散策でした。22時前にホテルに帰ると、セリーヌ嬢からのメッセージと市長からのプレゼントがフロントに届いていました。

 早速、メモにあるセリーヌ嬢に電話をかけると、翌日2日、10h15に市庁舎訪問が決定したとのことで、10h00にホテルに迎えに来てくれるとのことでした。彼女との会話はフランス語と英語のチャンポンでした。フランス語彙の少なさからフランス語が分らず、時折、英語で聞き、何とか会話になったことを覚えています。フランス人でも英語は話せますよ、知ってゝも話さないなんて、あれは嘘ですね。

 フランス語のBVLRの違いが初めはサッパリ分りませんでしたが、一週間もすると、何とか発音することが出来、フランス人から「イタリア訛りだ」と指摘を受けた次第です。語学は兎に角、話す事、聞く事が大事だと実感しました。それと文法も大切だと分りました。一つ覚えの Il me semble が役に立ったのですから!

 閑話休題

 フランスの電話番号の区切りをしっていますか?日本の( )やーと違い、,(カンマ)ですよ!!それと車のナンバーの頭数字は郵便番号でした。今はEU加入でどうなったか?

 

 22h30に夕食をとりに市内のレストランへ。8月の夜は21h30過ぎから暗くなり、日本との時間感覚が全く違うのが分ります。商店街のレストランにて夕食を取り、24h30にホテルに帰り、就寝。時差ボケのせいなのか、直ぐに眠ることが出来ました。

 翌2日、10h00過ぎ、セリーヌ嬢が現れました。背の高い、ブルネットの髪の女性です。年の頃は20台後半、美人ですね。子供の頃、テレビで「アイドルを探せ」というフランス映画の中で歌っているシルビー・バルタンを見て、子供ながらにフランス女性は本当に人形のようだと思いました。最も、彼女がブルガリア出身だと知ったのは後のことでしたが。

 彼女にエスコートされて、10h15に市庁舎に到着。先ず、助役のM.カロン氏へ挨拶に行き、著書をプレゼントされました。そこにはリュエイ在住のK夫人(旦那さんは著名なカメラマン)が通訳として来ており、ブリジット夫人外市役所関係者に紹介されました。

 役所内を案内され戸籍、選挙、健康保険、議会、バカンス対策、都市計画、建築確認、学校教育、文化行政の各セクションの説明をうけました。流石、フランス!バカンス対策課があるなんて!!

 13h00、昼食を市庁舎近くのレストランでご馳走になりました。「フランス人は昼食時にワインを飲む」

色々な情報誌には書いてありますが、本当です。本当に昼食時にワインを飲むんですね、勿論全員ではありませんが。そのような訳で、昼食が終わったのは15h00になりました。飲めば2時間かゝりますね!